小児喘息とは
寒くなり、インフルエンザや風邪が流行る時期になりましたね。
幼稚園や保育園に通っていると、どんなに注意していも風邪をもらってきてしまうこともありますよね。
今、我が家では子供たち2人とも風邪気味です。
熱はなく元気いっぱいなのですが、鼻水が出ています。
鼻水には要注意!鼻風邪かと思ったら溶連菌感染症にかかってました。
こうなると喘息の発作が起こりやすくなるのです。
先日、幼稚園のママたちとお話していて小児喘息の子がクラスにも数名いることを知りました。
でも同じクラスの子でも喘息の発作や種類はそれぞれです。
皆さん、喘息の発作と聞くと咳が止まらない!と思いますよね?
そもそも喘息とは気管支が急激に収縮し、呼吸が苦しくなり呼吸困難を起こすことなのだそうです。
咳が出て、気管支が刺激されて結果、喘息の発作となることもあるのですが、元々は気管支が収縮することによるものなのです。
だから、咳が出るか出ないかは本来関係なく呼吸の問題なのです。
咳から始まる咳喘息の子も多いと思います。
しかし、娘の場合はほとんど咳は出ることはなく呼吸が苦しくなります。
小児喘息の発作で救急病院へ。喘息の発作が出てしまいとても苦しそうなので救急で病院に行きました。
ほとんど咳はしていないのに喘息の発作が急に起こるのです。
だから本人は苦しくても上手く伝えることも出来ず、親や周りが気付いてあげるのがどうしても遅くなってしまうことがあります。
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咳の出ない小児喘息の発作
どういうことかというと、ゼイゼイ呼吸が苦しくなるのです。
咳はほとんどしていないので、本人が苦しい。と言ってくれないとわからないことがあります。
これは胸の音を聞くとわかるのですが、鼻水と痰が出ているとさらにわかりにくいのです。
鼻水と痰で喉がゴロゴロしてゼイゼイしているのか?喘息の発作でゼイゼイしているのか判断するのがとても難しいのです。
病院に行き、先生に診てもらうとすぐにわかりますが、親の判断だと難しいです。
それでも本人が苦しいと言ってくれるようになると喘息の発作なのだとわかります。
数日前から吸入も自宅で何度かしました。
小児喘息の自宅での発作管理は難しい。吸入器購入で自宅管理となりました。
娘の場合は、吸入がすぐに効いてくるので呼吸は楽になります。
咳が出る喘息はとても辛いですが、咳が出ない喘息は見分けるのと親が気付くのが遅くなります。
咳が出来ない喘息があるということを知らない方も多いと思います。
咳が出ていなくても呼吸が苦しそうというときには喘息の発作かもしれないので気を付けてみてください。
我が家は、娘も息子も喘息なのですが、姉弟でも喘息の種類が違います。
今書いたように、娘は咳のほとんど出ない喘息です。息子は咳の出る喘息です。
発作を見落とさないために
子供の年齢が上がってくると自分で苦しいと伝えることが出来ると思いますが、小さいうちは苦しくても伝えることができません。
親が注意してみること、風邪だと判断せず、きちんと診てもらえる病院を選ぶことをおすすめします。
喘息は早く治療を始められることがとても大切です。
正しい小児科選び3つのポイント。治療の手遅れになる前にしっかりと診てもらえる小児科専門の病院をかかりつけ医にしましょう。
小児喘息については治る可能性の高いものです。
そのためにも早期治療がとても大事です。
私の場合、娘の喘息に気付くのが遅くなってしまったので治療も遅くなりました。
喘息の発作には咳が出来ないことがある。これを是非、覚えていてほしいと思います。