3歳から4歳の成長はとても大きいです。
年少から幼稚園に通う子は環境も変わることから心の成長もします。
そこで、親の接し方や関わり方で子供の心の成長もまた変わってくるなと感じたことがあります。
年少くらいですと、本当に個性というか成長がそれぞれで幼稚園でもしっかり先生のお話を聞ける子もいれば、全然落ち着きがなく走り回っている子、まだまだママと一緒にいたくて泣いてしまっている子。様々です。
他の子と違う。
うちの子だけできない。
そんな風に思うこともたくさんありました。
逆に、なぜあの子はできないんだろう?そんな目で見られている。
そう思うこともありますよね。
でも、それはおかしいことではなくその子の性格なんです。
そして、それはママやパパとの関係性もあるんだなと思いました。
娘のお友達(男の子)は、自分の気持ちを伝えるのがちょっと苦手で泣いてしまうこともあります。
娘と仲良く遊んでいても、自分のほしいものや嫌なことを伝えられず泣いてしまったり黙って拗ねてしまったり、時には手が出てしまったりしていました。
そんな時、お友達のママはこう言ってあげるのです。
「○○したかったんだよね。ママはわかってるよ。」
「○○が嫌だったんだよね。わかるよ。」
子供の気持ちをしっかりわかってあげているのです。
これはとっても大事なことで、出来なかったことを怒ったり否定するより、肯定してあげること、理解してあげることって大事ですよね。
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でも、ここで問題なのがママが自分の気持ちを代弁してくれる。
これでは、自分の気持ちを自分で伝えることが出来なくなってしまうのです。
ママが自分の気持ちをわかっていてくれる。
これはとても大事なことです。
でも、それをママがお友達に伝えてくれる。
自分が言わなくても良い。と思ってしまうのは良くないですね。
そこは心を鬼にして、まず自分で伝えてみようと言うこと。
伝えられるまではママはわかっているよとも言わないこと。
ちゃんと自分の口で言えた時、自分で気持ちをコントロールして泣き止めたとき。
そこで、頑張ったね。ママはちゃんとわかっているよ。と伝えれば良いのです。
3歳から4歳は、お友達との関わりも増えてきます。
ママと2人きりだった世界からお友達との時間も増えて、たくさんのことを学びます。
自分の思い通りに行かない事もたくさんあるでしょう。
きっと我慢することもたくさんあるはずです。
そこでどんどん成長していくのです。
手助けすることも大事ですが、見守り、自分で解決できるよう促すことも大事です。