赤ちゃんってママの声が1番安心するって言いますよね。お腹の中にいる時からずっと聴いている声だから。産まれて初めてママの声を聴いてママの子守唄を聴いて。
ピアノを練習するときも同じなのです。
弾くだけでなく聴いているのです。
耳を育てるとはどういうことかというと耳が音の違いを覚えます。今の音はドの音。ドの音はこの高さの音。というように。しかし聴いているだけではやはりダメなのです。声に出してみましょう。
ピアノを弾くとき例えば右手のメロディーを歌いながら弾いてみて下さい。楽譜を読む力もグーンとつきます。音を間違って弾いてしまうこともなくなります。
歌いながら弾くとこんなに良いことがあるのです。
また聴音(ピアノで音を弾いて何の音を弾いたかわかる)も出来るようになります。
私はピアノレッスンで右手をドレミで歌いながら弾いてきましょう。という宿題をよく出します。そして子供たちは嫌がります。でもこれはとても大事ですので是非試してみて下さい。特に耳の育つ子供たちには効果ありますよ。